PayPay証券で米国株、日本株の手数料は?配当受け取れる?株主優待は?
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2021年2月1日(月)からPayPay証券が始まったので(OneTap BUYからの商号変更)、早速PayPay証券の口座開設して米国株、日本株を買ってみました!
PayPay証券で買える国内株、米国株は?国内株の売買単位、約定タイミング、手数料(スプレッド)等をネオモバ(SBIネオモバイル証券)と比較し、米国株の取引単位、手数料、為替スプレッド(円貨決済)等はSBI証券(楽天証券)と比較した結果、国内株、米国株はどこで買うのがオススメなのか?配当は受け取れるのか?株主優待は貰えるのか?などをまとめました。
目次
PayPay証券の口座開設&キャンペーンコード
PayPay証券はスマホアプリ、またはWEBサイト(公式サイト)どちらからでも口座開設、取引可能です。
口座開設に必要な情報・書類
マイナンバーカード、運転免許証などの本人確認書類を用意すれば5~10分ほどで口座開設申し込みが完了します。
〇マイナンバーカード(通知カード)
〇運転免許証など
〇メールアドレス
〇会員ID(希望の英数字5~36文字)
〇名前
〇住所
〇電話番号(携帯電話番号)
〇勤務先名&住所&電話番号
〇年収(自己申告)
etc・・・
口座開設完了で1,000名に5,000円が当たるキャンペーンコード
2021年3月31日(水)まで、口座開設完了で1,000名に5,000円が当たるキャンペーン実施中です。
キャンペーンコードは2102kinen(~2021年3月31日まで)で、キャンペーンコード欄に入力⇒適用ボタンを押してください。
口座開設申し込み⇒口座開設完了まで26日かかった
僕は2021年2月8日(月)朝8時ごろスマホ(アプリ)から口座開設申込みをして、3月6日(土)に自宅にパスワード等が記載された簡易書類が届きました。。
この間、本人確認書類再提出(運転免許証の裏面写真がなかった・・・)があったにせよ、口座開設まで約1ヶ月って。。
PayPay証券で国内株(ファナック)買ってみた
日本(東証)は単元株制度(売買単位)、つまりSBI証券、楽天証券など普通の証券会社で国内株を買おうと思えば多くの銘柄は100株単位でしか買えません(米国株は1株~購入可能)。
例えば2021年3月5日(金)終値の株価だと以下の通りで、ファーストリテイリング(9983)を100株(単元株数)買おうと思えば約1,000万円必要だから庶民は買えない(^^;)
ファーストリテイリングを単元株買うには1,000万円 (2021年3月5日終値) |
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銘柄 | 株価(1株) | 100株(単元株) | |||
ファーストリテイリング(9983) | 95,870円 | 約958万円 | |||
任天堂(7974) | 62,030円 | 約620万円 | |||
ファナック(6954) | 25,795円 | 約258万円 |
SBIネオモバイル証券(ネオモバ)、SBI証券(S株)だと1株(単元未満株)~買えるけど、それでもファーストリテイリング(9983)なら10万円用意しないといけませんねー。。
一方、PayPay証券の取引単位は○株以上~ではなく1,000円以上~(1,000円単位)だからファーストリテイリング(9983)も1,000円から気軽に買えるのが大きな特徴です。
配当も保有株数に応じて支払われるし、条件(100株以上保有など)を満たせば株主優待も受けられます。
ただ「保有数〇株、平均取得単価〇〇円」などと自分のポートフォリオ管理してる人が多いと思うから、資産管理がちょっとややこしくなるけど。。
日本株の手数料(スプレッド)等
PayPay証券とSBIネオモバイル証券(ネオモバ)の国内株の手数料(スプレッド)、約定タイミング等を比較すると以下のような感じです。
日本株の手数料等を比較(PayPay証券 vs ネオモバ) | |||||
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約定日 | PayPay証券 | ネオモバ | |||
取引単位 | 1,000円以上~(1,000円単位) | 1株以上~ | |||
約定タイミング | 相対取引(店頭取引)のため注文⇒即約定 |
0:00~7:00/当日前場始値
7:00~10:30/当日後場始値 10:30~13:30/当日後場終値 13:30~24:00/翌営業日前場始値 |
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指値注文 | できない | ||||
1注文手数料 (税込) |
0.5%のスプレッド(東証の取引時間外は1.0%) | 無料 | |||
口座管理料 | 無料 | 0~50万円/月までの取引は220円/月(毎月200Tポイント付与) | |||
配当金 | 保有株数に応じて支払われる | ||||
株主優待 | 条件(100株以上保有など)を満たせば受けられる |
例えばPayPay証券で1万円分購入すれば50円(1万円×0.5%)、10万円分買えば500円(10万円×0.5%)のスプレッドが加算され、売却時も「売却額×0.5%」のスプレッドが減算されるので、売買すれば1%のスプレッドがかかります(利益が出てれば20.315%の税金もかかる)。
一方ネオモバは0~50万円/月までの取引なら220円(税込)/月の口座管理料がかかるだけで、取引手数料は無料+毎月200Tポイントが付与されます。
つまりネオモバで毎月50万円までの取引なら実質20円(220円-200Tポイント)/月の手数料だけなので激安!
ただPayPay証券は1,000円から買えるし、相対取引(店頭取引)のため注文⇒即約定なのに対し、ネオモバは注文時間によって約定タイミングが異なるので一概にPayPay証券が不利とは言えないけど、手数料(スプレッド)だけみればPayPay証券で買おうとは思わない(^^;)
※SBI証券でも単元未満株(S株)は買え、手数料(スプレッド)は0.55%(税込)。
ファナック(6954)5万円分買ってみた
「1株=25,795円(2021年3月5日終値)」するファナック(6954)の単元株数は100株だから、SBI証券、楽天証券で普通に買おうと思えば25,795円×100株=約260万円、用意しないと買えません。
SBIネオモバイル証券(ネオモバ)であれば1株~買えるからファナック(6954)なら26,000円(ファーストリテイリングなら約10万円)ほどで買えるけど、PayPay証券なら1,000円から買えます。
ファナック(6954)は前から欲しかったけど高くて手が出なかったから、PayPay証券で5万円分買ってみました!
※ファナック(6954)、任天堂(7974)の株価は2021年3月5日(金)終値です。
ファナック(6954)約定履歴 | |||||
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約定日 | 2021年3月8日(月) | ||||
約定数 | 1.90874株 | ||||
約定金額 | 50,000円(スプレッド込) | ||||
購入時株価 | 26,195円 |
PayPay証券で米国株(ISRG/SQ)を買ってみた
PayPay証券で米国株も買ってみました!
買える米国株は「NYSE(ニューヨーク証券取引所)、NASDAQ(ナスダック)、ECN(PTS⇒私設取引システム)」に上場してる銘柄だけど、NYSE、NASDAQに上場してる全銘柄が買えるわけではありません。
具体的にはアマゾン(AMZN)、テスラ(TSLA)、アップル(AAPL)、アルファベット(GOOG)などの大型株は買えるけど、上場間もない銘柄や小型株は買えないものが多いみたい(定期的に銘柄数は増えてるよう)。
米国株の手数料等
PayPay証券の米国株手数料(スプレッド)、取引単位、外貨決済できる?指値注文できる?など、SBI証券(楽天証券もほぼ同じ)と比較すると以下のような感じです。
米国株の手数料等を比較(PayPay証券 vs SBI証券) | |||||
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約定日 | PayPay証券 | SBI証券/楽天証券 | |||
取引単位 | 1,000円以上~(1,000円単位) | 1株以上~ | |||
1注文手数料 (税込) |
0.5%のスプレッド (米国取引時間外は0.7%) |
0.495% | |||
最低、上限手数料 | なし | 最低0ドル 上限22ドル |
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口座管理料 | 無料 | ||||
指値注文 | できない | できる | |||
外貨決済 | できない | できる | |||
円貨決済 | 為替スプレッド35銭 | 為替スプレッド25銭 |
米国株も1,000円以上~(1,000円単位)で買えるから少額から米国株投資を始めることができます(配当は日本円に転換して支払われる)。
PayPay証券の米国株の基本手数料(スプレッド)は0.5%(米国取引時間外は0.7%)、外貨決済、指値注文できないなど、SBI証券、楽天証券(手数料0.495%)ですでに米国株の取引きをしてる人はPayPay証券で米国株の取引をするメリットは少ないですねー(1,000円単位で米国株を買いたい人はPayPay証券一択)。
ちなみに僕はSBI証券で米国株を買う場合、住信SBIネット銀行(為替スプレッド1米ドル=4銭)⇒SBI証券に外貨入出金サービス(外貨即時決済サービス:手数料無料)を利用してます(おそらくコスト最安)。
インテュイティブ・サージカル(ISRG)/スクエア(SQ)2万円ずつ買ってみた
手数料(スプレッド)等考えたら米国株買うならSBI証券(楽天証券)のほうが有利だけど、せっかく口座開設したからインテュイティブ・サージカル(ISRG)、スクエア(SQ)を2万円ずつ買ってみました。
インテュイティブ・サージカル(ISRG)約定履歴 | |||||
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約定日 | 2021年3月9日(火) | ||||
決済方法 | 円貨決済のみ | ||||
約定数 | 0.26289株 | ||||
約定金額 | 20,000円(0.5%のスプレッド込) | ||||
約定時の株価 | 約201 USD | ||||
約定時の為替 | 108.9円/USD |
スクエア(SQ)約定履歴 | |||||
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約定日 | 2021年3月9日(火) | ||||
決済方法 | 円貨決済のみ | ||||
約定数 | 0.89591株 | ||||
約定金額 | 20,000円(0.5%のスプレッド込) | ||||
約定時の株価 | 約690 USD | ||||
約定時の為替 | 108.9円/USD |
これからもPayPay証券つかう?
PayPay証券では「つみたてロボ貯蓄/CFD(差金決済取引)/IPO申込み」も可能だけど、米国株、国内株を1株単位ではなく1,000円以上~(1,000円単位)で買えるので、少額投資を始めたい人には最適な証券会社ですねー。
僕は米国株はSBI証券、楽天証券で十分だし、国内単元未満株(S株)もネオモバ使ってるからPayPay証券を使う機会は少ないと思うけど、もし手数料(スプレッド)等が改訂されたら使うかも?
あとキャッシュレスアプリPayPay使ってる人は、PayPay利用で付与されるPayPayボーナスを運用できるPayPayボーナス運用はオススメですよー(^_^)