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空飛ぶ車(タクシー)?ジョビー・アビエーション(JOBY)100株を全売却


公開日:   最終更新日:

2021年8月14日(土)、eVTOL(電動垂直離着陸機)、空飛ぶ車(タクシー)の開発、商用化を目指すジョビー・アビエーション(JOBY)を100株買いました!

ジョビー・アビエーション(JOBY)を買って10年以上ガチホする理由、約10年後の2030年の株価予想(100ドル?)、懸念点、ライバルなどをまとめました!

2023年5月18日に保有してた100株を全売却済⇒損益は?

ジョビー・アビエーション(JOBY)の約定履歴

2021年8月14日(土)、楽天証券で10.1ドルで100株、指値注文してたジョビー・アビエーション(JOBY)が大暴落で余裕で刺さってた!

上場直後でボラティリティ激しいけど淡々と買い増してくぞ!

ジョビー・アビエーション(JOBY)約定履歴
約定日 2021年8月14日(土)
決済方法 外貨決済
約定単価 10.11 USD(米ドル)
約定数 100株
約定金額 1,011 USD(米ドル)
約定時の為替 109.91円/USD
手数料 4.54 USD(米ドル)
課税 0.45USD(米ドル)
受渡金額 1,015.99 USD(米ドル)

ジョビー・アビエーション(JOBY)の配当は?

ジョビー・アビエーション(JOBY)は無配です。

ジョビー・アビエーション(JOBY)を10年以上ガチホする理由

子どものころ夢描いた空飛ぶ車

子どものころ(30年ほど前・・・)、自分が大人になった時には車は空飛んでんだろーなーって漠然と夢描いてたけど、車の機能自体は遥かに進化したのに30年前と変わらずガソリン車が道路を走ってる。。

しかし空飛ぶ車が実用化されるのも時間の問題かも?

これ車か?って思うけど( ̄▽ ̄;)、これはジョビー・アビエーション(JOBY)が開発する空飛ぶ車の類型、eVTOL(電動垂直離着陸機)というヘリコプターのような乗り物で、2023年までにアメリカ連邦航空局の承認(型式証明取得)を受け⇒2024年までにアメリカ複数の都市で空飛ぶタクシーサービス展開を目指してます。

確かに車というよりヘリコプタータクシーといったほうがピンとくるけど、いずれは車の形をした空飛ぶ車の実用化もそう遠くはないと言われてます。

ジョビー・アビエーションの空飛ぶタクシーの特徴は・・・

1回の充電でパイロット含め5人が乗って航続距離150マイル(約240km)、最高速度200マイル(約320km)の飛行可能。

ヘリコプターと比較して大幅な騒音の低減を実現(100メートル上空を飛ぶ一般的なヘリコプターの騒音90デシベルに対しジョビー社機体の騒音55デシベル)。

渋滞がない(車の移動速と比較して1/5ほどの時間短縮が可能⇒例:車で50分なら10分で移動可能)。

温室効果ガスの排出量を大幅に削減可能。

成長著しい市場

eVTOL(電動垂直離着陸機)、空飛ぶ車の市場規模はこれから10年、20年で間違いなく大きな伸びを見せ、モルガンスタンレーは2040年の世界市場規模は1兆2,640億ドル(約140兆円)になると予想してます。

ジョビー・アビエーションの場合、2030年にはアメリカ20都市で1万4,000機のeVTOL(空飛ぶタクシー)を飛行し、2026年までに20億ドル(約2,200億円)の収益をあげて黒字化⇒2030年には200億ドル(約2兆2,000億円)の収益をあげる目標を掲げてます。

一方、ユナイテッド航空の支援を受けるライバルのArcher Aviation(アーチャー・アビエーション)は2030年に120億ドル(約1兆3,000億円)の収益を上げる目標を掲げてます。

いずれも大きな収益目標を掲げるほどこの市場は伸びしろしかないので、中長期投資家ならこの分野に少し投資しとけば10年、20年楽しめるのでは?

資金調達が順調(創業者は50ドルまで株を売却できない?)

ジョビー・アビエーション(JOBY)は今回SPAC(特別買収目的会社)と統合を通じてNYSEに上場したけど、統合したSPACはReinvent Technology Partners((リインベント・テクノロジー・パートナーズ)で、創業者らは株価50ドル(時価総額300億ドル)を超えなければ株価売却できないみたいです(ということは50ドルは堅い?)。

またジョビー・アビエーションはTOYOTA(約4億ドル)、ウーバー、投資会社などから約8億ドル(約880億円)の出資(資金調達)を受け、出資元は約75%の株式を保有⇒5年間ロックアップ、つまり株を売れません。

TOYOTAにいたってはジョビー・アビエーションと共同で2021年に45万平方フィートの機体製造施設の建設に着手し、設計、技術者支援も行うなど、このeVTOL(電動垂直離着陸機)市場に力を入れてるのが分かりますね。

ジョビー・アビエーション(JOBY)の懸念

将来は不透明(規制承認へのハードル)

eVTOL(電動垂直離着陸機)、空飛ぶ車の市場規模は大きく伸びることが予想されてるけど、最も大きな懸念点が法整備、規制のハードルです。

一般客を乗せて安全に飛行できるのか?離発着ターミナルの建設(数)は大丈夫か?など、人命に関わる部分なので規制のハードルが高くなるのも当然。

ジョビー・アビエーションは2023年までにアメリカ連邦航空局(FAA)の承認(型式証明取得)を受ける目標を掲げてるけど、承認されなければ株価は大暴落だろうし、黒字化達成、収益目標も不透明になります。

ただジョビー・アビエーションは2020年12月に米空軍の耐空証明を取得し(eVTOL企業としては初)、米空軍の貨物輸送、医療避難、捜索救助においてジョビー・アビエーションのeVTOL機を使ったテスト飛行を行っており、さらに2021年2月にはアメリカ連邦航空局(FAA)との間で航空機のG-1認証基準に合意したので承認に向けて確実に前進しています。

日本はeVTOL(電動垂直離着陸機)の法整備も欧米、中国に遅れており、電気自動車(EV)、自動運転に続き、空飛ぶ車の実用化も世界からかなり遅れるんだろーなー(TOYOTAはジョビー・アビエーションの大株主だけど)。。

ライバルが多い

eVTOL(電動垂直離着陸機)、空飛ぶ車の開発、サービス展開(商用化)を目指す企業は多く、ユナイテッド航空の支援を受けるアメリカのArcher Aviation(アーチャー・アビエーション)、2019年12月にeVTOL企業として世界で初めて上場(NASDAQ)した中国のイーハン・ホールディングス(EH)、ドイツのLilium GmbH(リリウム)など、ジョビー・アビエーションを含め、5年後、10年後、どこがシェアを獲得してるかなんて予測不可能。

既存自動車メーカー(テスラなど)、航空会社、google、Amazon、Appleなんかも参入、買収してくるかもしれないし。

ドイツのLilium GmbH(リリウム)

ただ資金調達面ではジョビー・アビエーションが圧倒的に他社を引き離してるので、資金力を活かした開発、テスト飛行、離発着ターミナル建設、買収(2020年にUberのエアモビリティ部門Uber Elevateを買収⇒ライドシェアリングサービスをUberアプリに統合)などで業界をリードしてることも事実。

ちなみにBMWのエンジンを搭載したスロバキアのKlein VisionのAirCar(ボタン1つで飛行機⇔車)は2都市間の飛行に成功し、空陸併用の空飛ぶ車実用化に向けて大きな一歩を踏み出しました!

残念ながら“eVTOL、空飛ぶ車”分野でも日本企業は大きく出遅れてます・・・。

ジョビー・アビエーション(JOBY)の10年後(2030年)株価予想は100ドル?

Joby Aviationは2009年設立⇒2021年8月11日にNYSE(ニューヨーク証券取引所)へ上場⇒IPO価格10ドル⇒初値10.62ドル(終値13.4ドル)でした。

上場初日は大きく上昇したけどその後は大暴落( ̄▽ ̄;)

上場直後で値動き激しいし、商用化(サービス開始)が早くて2024年だということを考えれば、2023年にアメリカ連邦航空局の承認を受けてから買っても遅くないと思うけど、中長期投資家の自分としては短期的な株価なんてどーでもいーから、夢を見るために淡々と買い増すのみ!

2023年にアメリカ連邦航空局の承認⇒2024年にサービス開始と順調にいけば約10年後の2030年に株価が100ドルを超えるのは現実的!

”To build a global passenger service that saves a billion people an hour every day, while helping to protect our precious planet”(大切な地球環境を守りつつ10億人の人々が毎日1時間を節約できる旅客サービスを作る)をビジョンに掲げているジョビー・アビエーション。

さて2030年に株価は100ドルを突破してるのか?それとも紙屑になってるのか?楽しみだ( ̄▽ ̄)

ジョビー・アビエーション(JOBY)100株を全売却

2023年5月18日(日本時間)に保有してた100株を全売却しました。

ジョビー・アビエーション(JOBY)売却履歴
売却日(日本時間) 2023年5月18日(木)
平均取得単価/株数 10.11 USD/100株
平均売却単価 5.33 USD(米ドル)
受渡金額 530.37 USD(米ドル)
取得時の為替 約110円/USD
売却時の為替 約138円/USD
売却手数料 2.63 USD(米ドル)
課税
損益 約-467 USD(米ドル)
約-46%

空飛ぶ車?として期待されてたジョビー・アビエーション(JOBY)だけど、そもそも車じゃねーだろー?って感じだし、競合他社も増えてきてるし、仮にうまくいってもいつ黒字転換するかわからんから売りました。

何度も買い増そうと思ってたけど買い増さんで良かったかな?

-467ドルだから全然痛くないし、空飛ぶ車は夢があるから期待できそうな企業が出てきたらまた買いそうw

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