ビヨンド・ミート(BYND)30株を全売却した理由
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人工肉メーカーとして2019年5月に世界初上場(NASDAQ)した、植物由来の人工肉(代替肉)を製造、販売するビヨンド・ミート(BYND)を買いました( ̄▽ ̄)
ビヨンド・ミート(BYND)は植物(主にえんどう豆、米)を主原料とした「粗びき肉、ソーセージ、ミートパティ、チキン」などの人工肉を製造、販売し、スーパー(ホールフーズ・マーケット、ウォルマート、コストコなど)、レストラン(サブウェイ、デニーズ)、またマクドナルド、スターバックス、ケンタッキーなどでもビヨンドミートを使用した商品が試験的に販売されてます。
そこでビヨンド・ミート(BYND)を買った約定履歴、買った理由、配当、今後の株価予想、日本で食べられるのはいつ?などをまとめました( ̄▽ ̄)
※2023年5月19日に保有してた30株を全売却済⇒損益は?
目次
ビヨンド・ミート(BYND)の約定履歴
2020年5月19日(火)にSBI証券でビヨンド・ミート(BYND)を10株買った時の約定履歴です。
50株ほどまとめて買うつもりだったけど、コロナショック(2020年3月18日に直近最安値53.5ドル)から急上昇してそろそろ調整して下がりそうだからとりあえず10株だけ(^^;)
ただ最低でも50株は買って10年くらいガチホしたいから、ソコソコ下がるたびに買い増すぞ!
ビヨンド・ミート(BYND)約定履歴 | |||||
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約定日 | 2020年5月19日(火) | ||||
決済方法 | 外貨決済 | ||||
約定単価 | 136.11 USD(米ドル) | ||||
約定数 | 10株 | ||||
約定金額 | 1,361.10 USD(米ドル) | ||||
約定時の為替 | 107.3円/USD | ||||
手数料 | 6.12 USD(米ドル) | ||||
課税 | 0.61 USD(米ドル) | ||||
受渡金額 | 1,367.83 USD(米ドル) |
ビヨンド・ミート(BYND)の配当は?
ビヨンド・ミート(BYND)は2019年5月NASDAQへ上場したばかりで、まだまだ成長過程なので無配当、配当はありません。
ビヨンド・ミート(BYND)を買った理由
ビヨンド・ミート(BYND)を買った理由は以下の通りです。
世界的人口増⇒食料不足?
2017年時点で世界の人口は約75億人、約30年後の2050年には100億人を突破すると言われてます。
人口増加によって懸念されてるのが“食料不足”です。
「(食料不足で)数年後には普通に昆虫を食べてる時代が来る」とも言われてます(*´Д`)
また肉(牛、豚、鳥)を育てるには広大な土地(森林伐採)、膨大な水、エサ(穀物)が必要になるので環境に悪いだけでなく、一頭を育てるためにかかる労力、費用も莫大です。
そこで注目を浴びてるのが植物由来の人工肉(代替肉)で、今後数年で世界的に“人工肉(植物由来のミートパティ、ソーセージ、粗びき肉)”の需要がが急拡大する可能性があるので、植物由来の人工肉の製造、販売をするビヨンド・ミート(BYND)はもちろん、2020年5月現在まだ未上場のインポッシブルフーズ(Impossible Foods)、ジャスト(Just)なども上場すればかなり魅力的だと思ってます。
健康志向&ヴィーガン、ベジタリアンの増加
近年、欧米を中心に肉をほとんど食べない?菜食主義者(ベジタリアン、ヴィーガンなど)が増加し、肉を使ってない商品(シェイクシャックのシュルームバーガーなど)開発も進んできており、肉に代わる植物由来の人工肉(代替肉)が注目を浴び、これから需要が拡大することが期待されてます。
肉の栄養素として“動物性タンパク質(アミノ酸)”があるけど、タンパク質は肉だけでなく野菜からも摂ることができるし、カロリー、コレステロールなどを考えれば野菜から摂れる“植物性タンパク質”のほうが健康的と言われてます。
またソーセージ、ベーコンなどの加工肉は身体に害が大きい添加物を大量に使ってるので様々な病気(ガン、糖尿病、心筋梗塞など)の引き金になると言われてます。
ビヨンド・ミートも添加物を使ってるけど、ビヨンド・ミートは比較的、有害ではないと言われてる添加物を使ってるし、遺伝子組み換え作物、大豆、グルテンなど不使用で(主にエンドウ豆、米を主原料)、動物実験もしてません。
マクドナルド&スタバ&ケンタッキーで食べれる?
人口増(食料不足)、健康志向で注目を浴びている植物由来の人工肉(代替肉)だけど、アメリカのサブウェイやデニーズでビヨンド・ミートの人工肉を使った商品が、中国スタバでビヨンド・ミートの代替肉ランチ、カナダマクドナルドでP.L.T(Plant.Lettuce.Tomato)バーガーなど、大手ファストフード店でビヨンド・ミートの人工肉を使った商品が試験販売されてます。
また2020年7月20日~アメリカのカリフォルニア州50店舗以上のケンタッキーでビヨンドフライドチキンの販売が始まりました。
マクドナルドのP.L.Tバーガーの試験販売は2020年4月(約半年)で一旦終了し、今後マクドナルドとビヨンド・ミートがどのように関わっていくのかまだ分からないけど、仮にビヨンド・ミートとマクドナルド、スターバックス、ケンタッキー、ピザチェーン店などが契約し、ビヨンド・ミート商品が世界で食べられるようになったら激熱!
またファストフード店だけでなくビヨンド・ミートの人工肉を提供するレストランも全米で増加してるし、ホールフーズ・マーケット、ウォルマート、コストコなど大手スーパーでの販売も増えてきています。
今のところ飲食店(レストラン等)への売上、小売店(スーパー)への売上は同じくらいだけど(コロナウイルスによって閉店するレストランが急増したため小売店への販売額が大きくなってきてる)、どっちにしても中長期的に見れば世界の食肉シェアにおいて、植物由来の人工肉の割合が年々、増加することが予想されます(まだ牛肉食べてんの?って時代がくるかも)。
ちなみに日本では三井物産が出資してビヨンド・ミートを日本で販売する予定だったけど⇒2019年8月に日本進出計画中止になったので、当面、日本でビヨンド・ミートを食べることはできませんねー(´△`)
ただ世界的に人工肉への需要が急拡大してるので日本進出も時間の問題かもしれません(早く食べてみたい!)。
もしビヨンド・ミートが日本進出すれば、マクドナルド、ケンタッキーだけでなく、「吉野家、松屋、すき家」の牛丼店で“ビヨンドミート丼”が販売される日が来るかもしれない(´▽`*)
その頃にはビヨンド・ミート(BYND)の株価は遥か彼方へ行ってるだろうけど( ̄▽ ̄)
ビヨンド・ミートは美味しい?
まだビヨンド・ミートは日本で食べられないけど、ネット(アメリカ)でビヨンド・ミートを食べたことがある人たちの多くは、「言われなければ(人工肉と)分からない」、「普通に美味しい」って声が多いです。
日本で食べられるようになったら速攻で食べてみたいけど、マズかったら売るかもw
環境問題に積極的な著名人も出資
「ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)、レオナルド・ディカプリオ、ビズ・ストーン(twitter創業者)」など、環境問題に積極的な著名人もビヨンド・ミート(BYND)に出資してます(*´∇`*)
ビヨンド・ミート(BYND)の株価予想は?
ビヨンド・ミート(BYND)は2009年設立⇒2013年から全米のホールフーズマーケット、ファストフード店へ代替肉(植物由来の人工肉)を提供⇒2019年5月NASDAQへ上場し、株価の推移は以下の通りで、2020年3月にコロナショックで大きく下げたけどそれでも株価は上場1年で2倍以上!
〇2019年5月2日NASDAQ上場⇒初値46ドル⇒終値65ドル
〇2019年7月26日⇒最高値234.9ドル(終値ベース)
〇2020年3月18日⇒コロナショックで暴落53.5ドル(終値ベース)
NASDAQ指数と比較するとこんな感じw
ビヨンド・ミート(BYND)は2019年7-9月期に410万ドル(約4億5,000万円)と早くも黒字化し、2020年3月に新型コロナウイルスの影響(レストランの営業自粛など)で売上激減⇒株価も暴落したけど、その後、株価は急回復!
コロナウイルスによるレストランへの売り上げ減少(逆にスーパーでの売り上げ増)、価格(まだ高い)、他の人工肉企業「インポッシブルフーズ(Impossible Foods)、ジャスト(Just)」との競争、人工肉市場へ参入する企業増など懸念材料もあるけど、人工肉市場はまだまだこれからだし、市場へ参入する企業が増えるのってマーケットが大きくなることだから逆にポジティブ要因じゃ?とも思うから、ビヨンド・ミート(BYND)の株価もまだまだこんなもんじゃないはず。
史上最高値の234.9ドル(終値)を更新するのは時間の問題だと思うし、10年くらいの長期的に見れば100ドルで買っても130ドルで買っても誤差でしょ?
10年以内に1,000ドル超えるかもよ( ̄▽ ̄)
ビヨンド・ミート(BYND)買い増し履歴
2020年6月9日(火)にビヨンド・ミート(BYND)を10株買い増して保有数量が20株になりました!
ビヨンド・ミート(BYND)買い増し履歴 | |||||
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約定日 | 2020年6月9日(火) | ||||
約定単価 | 155.11USD(米ドル) | ||||
約定数 | 10株 | ||||
約定金額 | 1,551.10 USD(米ドル) | ||||
約定時の為替 | 108円/USD | ||||
手数料 | 6.98 USD(米ドル) | ||||
課税 | 0.69 USD(米ドル) | ||||
受渡金額 | 1,558.77 USD(米ドル) | ||||
平均約定単価/保有株数 | 146.8 USD/20株 |
6月2日に132.11ドルで指値注文し、6月5日くらいかな?132.2ドルくらいまで下がったけどギリ刺さらず。
そして6月8日に20%超暴騰し160ドル突破・・・、もー130ドル台では買えないと思って155ドルに訂正したら翌日あっさり刺さった( ̄▽ ̄;)
132.11ドルで刺さらなかったのはツイてないけど、10年後1,000ドルまで上がってたら誤差誤差( ̄ー ̄)
とりあえず20株保有になったけど、50株は欲しいから下がったら淡々と買い増してくぞ!
10株買い増して30株に!
2020年6月25日(木)にビヨンド・ミート(BYND)を10株買い増して保有数量が30株になりました!
ビヨンド・ミート(BYND)買い増し履歴 | |||||
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約定日 | 2020年6月25日(木) | ||||
約定単価 | 139.11USD(米ドル) | ||||
約定数 | 10株 | ||||
約定金額 | 1,391.10 USD(米ドル) | ||||
約定時の為替 | 107円/USD | ||||
手数料 | 6.26 USD(米ドル) | ||||
課税 | 0.62 USD(米ドル) | ||||
受渡金額 | 1,397.98 USD(米ドル) | ||||
平均約定単価/保有株数 | 144.2 USD/30株 |
植物由来の代替肉(人工肉)市場はこれから大手が参入してくるし、ライバルのインポッシブル・フーズがウォルト・ディズニーと契約したなどもあってビヨンド・ミート(BYND)の株価は停滞気味ですねー。
まー買い場を与えてくれてると思って淡々と買い増すのみ(`・ω・´)
いずれにしても代替肉市場規模は今後、驚異的に伸びていくことが予想されてるので、インポッシブル・フーズが上場したら買いたいな( ̄▽ ̄)
ビヨンド・ミート(BYND)30株を全売却
2023年5月19日(日本時間)に保有してた30株を全売却しました。
ビヨンド・ミート(BYND)売却履歴 | |||||
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売却日(日本時間) | 2023年5月19日(金) | ||||
平均取得単価/株数 | 144.2 USD/30株 | ||||
平均売却単価 | 11.42 USD(米ドル) | ||||
受渡金額 | 331.66 USD(米ドル) | ||||
取得時の為替 | 約108円/USD | ||||
売却時の為替 | 約138円/USD | ||||
売却手数料 | 1.50 USD(米ドル) | ||||
課税 | 0.14 USD(米ドル) | ||||
損益 | 約-4,007 USD(米ドル) 約-92% |
御覧の通り最終的には-92%、約-4,007ドルでフィニッシュww
2022年からほとんど株価も見てなかったけどこんなマイナスだったんだなw
競合他社がこんだけ増えれば今後も厳しいと思うけど頑張ってほしい。。もちろん再び買うことはないけど!