SPXL(S&P500ブル3倍ETF)を底打ちまで買ってきます(`・ω・´)
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コロナウィルスパンデミックによって世界的に株価が大暴落し、アメリカの代表的株価指数S&P500は最高値3,393pt(2020/2/19)⇒2,237pt(2020/3/23)と僅か1ヶ月で-34%(終値ベース)、同期間NYダウは29,568米ドル⇒18,591米ドルと-37%と歴史的大暴落(;∀;)
2020年3月下旬現在、コロナウイルスは終息するどころか世界中(特にイタリア、スペイン、フランスなどのヨーロッパ)で感染者&死亡者は日に日に増加してるし、世界各国がコロナウィルス感染拡大を防ぐために外出禁止令、渡航禁止令、ビザ停止・・・など、完全に経済が止まり、今後、企業倒産(特に航空、旅行、外食業界が危ない)⇒失業者増⇒クレジットリスク(教育ローン、住宅ローン、自動車ローンなどの債務不履行、貸し倒れリスク)⇒金融危機になれば株価暴落もまだ始まったばかりの可能性あるからどこまで下がるか恐怖しかない。。
ただ金融緩和してくれるでしょ?10年以上の長い目で見れば買い場でしょ?10年に1度?100年に1度?の大バーゲンセール中でしょ?と願い・・・、リスク承知&ガチホ(長期投資)前提で底打ちするまでS&P500の約3倍の値動きとなるS&P500のレバレッジ3倍ETFSPXL(DirexionデイリーS&P500ブル3倍ETF)を震えながら買ってくことにした( ̄▽ ̄;)
買ったSPXLは10年~ガチホ予定だから答え合わせは10年後・・・。
数年後、このブログがなくなってれば察してください( ̄▽ ̄;)
目次
SPXL(DirexionデイリーS&P500ブル3倍ETF)を買った理由
株価がメッチャ下がって約5年前の価格帯になってきたから(`・ω・´)
S&P500は史上最高値を付けた2020/2/19の3,393pt⇒2,237ptと、1ヶ月チョットで34%下げたけど、同期間SPXL(S&P500ブル3倍ETF)は最高値76.33ドル⇒17.55ドルと-77%(;∀;)
SPXLは3倍ブル(1日3倍の値動き)だからS&P500が34%下落してるからそりゃそーか( ̄▽ ̄;)
※SPXLはS&P500の3倍の値動きになるけど、これは1日についてです。つまり2日、1ヶ月、1年、10年となると株価は上げ下げを繰り返すので、長期的には剥離して綺麗に3倍の値動きにはなりません。
株価が右肩上がりの時はSPXLのパフォーマンスがS&P500を凌駕するけど、コロナショックなどによって大暴落した場合は当然SPXLのパフォーマンスは劇悪になります。
年初来(2020年3月22日現在)騰落率を比較 | |||||
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/ | 騰落率 | ||||
S&P500 | -25.12% | ||||
SPXL | -66.46% |
直近5年(~2020年3月22日)騰落率を比較 | |||||
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/ | 騰落率 | ||||
S&P500 | +26.38% | ||||
SPXL | +0.17% |
S&P500の5年チャート
SPXLの5年チャート
NYダウは史上最高値(29,568ドル)から37%下落して節目の2万ドルを割り・・・、ここまで下がると節目が意識される展開になるから、次の節目は18,000ドル(最高値から-40%)、その次は15,000ドル(最高値から-50%)、その次は?(゚Д゚)
NYダウ5年チャート
新型肺炎コロナウイルス&原油問題(サウジアラビアvsロシアの価格戦争)&2020年秋のアメリカ大統領選(トランプ再選しなければ?)などなど・・・2020年に入って問題山積みで(日本は東京オリンピック2020の延期決定)、下手したら世界恐慌になって世界の株価指数も90%下落する可能性だってゼロじゃないから余剰資金を全部突っ込むなんて無謀なことはしないけど、10年以上の長い目で見れば多分、買い場でしょ(願望)?
日本ではレバレッジ型商品を買う人はギャンブラーみたいなイメージあるけど、アメリカでは普通にレバレッジ型商品をポートフォリオに組み入れてる投資家が多いのも事実。
つまりアメリカの投資家は株価上昇局面ではレバレッジが効いて資産が殖えるスピードが速いけど、リーマンショック、コロナショックなど株価が大暴落した場合は資産が溶けてくスピードもまた速いw
僕も基本的にレバレッジ型商品は買わない方針だし、コロナウィルスが終息しない限り株価の反転はないと思うけど、10年、20年後のこと考えれば今の局面でS&P500レバレッジ3倍のSPXLはかなり魅力的だと思うからチマチマ買ってくぞ!
SPXLのリスク
僕は以下の3つのリスク承知でSPXL(S&P500ブル3倍ETF)を買い増し予定で10年くらい長期投資予定だけど、安定した資産運用を望む人にはオススメできません( ̄▽ ̄;)
経費率が高い
S&P500指数に連動する人気の米国ETF「VOO(バンガード・S&P500ETF)」の経費率は0.03%だけど、S&P500の3倍の値動きとなるSPXLの経費率は0.95%と約32倍!
VOO(バンガード・S&P500ETF)の経費率&騰落率
SPXLの経費率&騰落率
例えば1万ドル(約110万円)保有してればVOOの経費は年間3ドル(約330円)、一方SPXLは95ドル(約10,400円)!
この差はデカイ!
仮にS&P500が10年間価格が同じだとした場合、1万ドル分、10年保有したらVOO⇒3ドル×10年=30ドル(約3,300円)、SPXL⇒95ドル×10年=950ドル(約104,000円)と経費だけで10年で10万円の差になります(経費は保有中毎日かかる)。
これから株価(S&P500)が順調に上昇すればSPXLのほうが圧倒的にパフォーマンス上だから経費率の差なんて全く気にならないけど、今回のようなコロナショックによって株価が暴落した場合⇒約3倍の速さで資産が減る&経費率も高いと・・・、悲惨。。
SPXLとかのレバレッジ商品は経費率が高い傾向にあるので(信用取引のコストに比べればまだマシだけど)、このことを必ず考えて、それでもリスク承知で買うならOKだけど、安定した資産運用を心がける人には全く向いてない商品であることだけは間違いない( ̄▽ ̄;)
早期償還&上場廃止リスク、SPXLがレバレッジ3倍⇒2倍に?
SPXL(S&P500ブル3倍ETF)は1日でS&P500の3倍の値動きとなるから、S&P500が1日で約33%下げればSPXLは×3で100%近く下落して実質0ドル?になって損切り⇒早期償還されることになります。
ただアメリカ市場はサーキットブレーカーが導入されてます。
アメリカ市場のサーキットブレーカー | |||||
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レベル | 条件 | 取引停止 | |||
レベル1 | S&P500が前日から7%下落 | 15分間取引停止 | |||
レベル2 | S&P500が前日から13%下落 | ||||
レベル3 | S&P500が前日から20%下落 | その日の取引停止 |
上記の通り、S&P500が1日で20%下落(SPXLは60%下落)すればその日の取引停止になるので1日でSPXLが償還することはないけど、もし20%下落のサーキットブレーカーが数日連続で発動された場合はSPXLが実質0ドルになって早期償還されるリスクがあります。
ちなみに2020年3月にコロナウィルスの影響でアメリカ市場で何度もサーキットブレーカーが発動したけど、それでも1日の下げ幅としては約-12%(2020年3月16日)が最大だったから、この日以上の下げ幅が数日続くってことは・・・、それはもう世紀末、世界経済が完全に破綻することを意味するので、個人的には早期償還の心配はないと思うけど。。
ただアメリカでもレバレッジ型商品への風当たりが強くなっており、さらにコロナショックによってマーケットが大荒れなのもあり、2020年3月23日にDirexion社は以下のレバレッジETFの倍率引き下げ、早期償還を発表しました。
レバレッジ3倍⇒2倍に引き下げられる米国ETF10銘柄(2020/5/19から)
早期償還される米国ETF8銘柄(2020/3/27で受付終了⇒4/6までに売却)
幸いにもSPXLは上記レバレッジETFに含まれておらず、上記レバレッジETFと比べると純資産額が8億8,740万ドル(2020/2月末現在)と大きいので早期償還される可能性は低いと思うけど、レバレッジ3倍⇒2倍になる可能性は高くなったと思います(2020年中に決まる?)。
もしSPXLのレバレッジ3倍⇒2倍になったら嫌だけど・・・、レバレッジ型商品は早期償還(上場廃止)、レバレッジ倍率引き下げなどのリスクが大きいなと改めて感じました。
メンタルがやられる
コロナショック前にSPXL(S&P500ブル3倍ETF)買ってたら僅か1ヶ月で-77%だから多分メンタルやられてると思う( ̄▽ ̄;)
ただ10年後のこと考えれば、ここからさらに下がるリスク恐れるよりもこのあたりで買って10年後の世界経済、アメリカ経済の復活にBETするほうがいい気するから、僕は下がるたびにSPXLを買い増していくつもりです( ̄ー ̄)
SPXLだけじゃなく米国個別株も買い増し
僕の2020年3月末現在の資産割合は、リスク資産(株、投資信託、ゴールド、仮想通貨)⇒約5,500万(ピーク時から-1,500万)、無リスク資産(預貯金)⇒約3,000万あるから、これからの状況次第だけどリスク資産は10年以上ガチホし、無リスク資産でSPXL(S&P500ブル3倍ETF)、そして米国株もバーゲン価格になってる銘柄多いから買ってく予定です(毎月9万の投信積立も20年ほど続ける予定)。
底なんて弱小投資家の僕が分かるはずないけど、10年、20年先のこと考えれば大バーゲンセール中なのは間違いない(`・ω・´)
SPXL10年チャート
NYダウ30年チャート
具体的にはキャピタルゲイン(値上がり益)狙いで成長ストーリーにかけて以下の米国個別株を買い増していくつもりです。
・テスラ(TSLA)
・ヴァージン・ギャラクティック(SPCE)
・TDOC(テラドックヘルス)
・AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイシズ)
・SHOP(ショッピファイ)
ただ2020年3月末現在、約110円とドル高(円安)になってることはついてない。。
円安になれば保有中の米国株の日本円評価額は上がるけど10年以上売るつもりないから、今(米国株買うとき)は円高になってるほうがいいからなー。
いずれにしても含み損が長く続くと辛いけど、10年後には必ず大笑いできると思って、投信積立&余剰資金でSPXL+米国株を淡々と買い増していくぞ!頼むぞ!アメリカ!
2014年ニューヨークに行ったときバスツアーでニューヨーク証券取引所を通った時に撮影したチャージング・ブル
SPXLの分配金(配当)&分配(配当)利回り
SPXL(S&P500ブル3倍ETF)は一般的な企業のように必ず分配金(配当金)を出すわけではないけど、たまに分配金がでます(2021年は2回予定?)。
配当目当てでSPXL買ってる奴なんていないだろうけど配当でれば嬉しい♪
ちなみに2020年は7月(権利落ち日6/23)に1株当たり「0.04562USD」の配当が、つまり100株保有してれば「100×0.04562USD=4.562USD(税引前)」、税引き後3.49USD(約380円)の配当金GETです(^^;)
配当利回りはコロナショックで株価暴落してた2020年3月23日に2.50%だったけど、3ヶ月でS&P500もV字回復したし、配当も減配したから0.73%(2020年7月2日現在)となってます。
SPXLの配当 | |||||
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権利落ち日 | 配当金(米ドル) | ||||
2017/12/19 | 0.11509 | ||||
2018/6/19 | 0.01379 | ||||
2018/9/25 | 0.11357 | ||||
2018/12/27 | 0.20766 | ||||
2019/6/25 | 0.29307 | ||||
2019/12/23 | 0.26225 | ||||
2020/6/23 | 0.04562 | ||||
2020/12/22 | 0.11548 | ||||
2021/6/ | ? | ||||
2021/12/ | ? |
SPXL配当金履歴
400株(SBI証券300株+楽天証券100株)保有中のSPXL(S&P500ブル3倍ETF)から入金された配当金履歴です。
SPXLの株価は買って9ヶ月(2021年1月時点)で+270%(+2万ドル/+200万円)!
少ないけど配当も出る( ̄▽ ̄)
SPXL⇒400株保有中 | |||||
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入金日 | 一株 当たり |
保有 数量 |
配当金 (税引前) |
配当金 (税引後) |
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2020/7/2 | 0.04562USD | 400株 | 18.25USD | 13.37USD | |
2021/1/5 | 0.11548USD | 400株 | 46.19USD | 33.71USD | |
2021/7/ | USD | 400株 | USD | USD | |
2022/1/ | USD | 400株 | USD | USD |
SBI証券(300株保有)
楽天証券(100株保有)
SPXL買い増し履歴
2020年3月現在、無リスク資産が3,000万ほどあるから、2020~2021年にかけて500~1,000万ほどSPXL(S&P500ブル3倍ETF)&米国株を買い増してく予定だけど、場合によってはこんなチャンス?ないから保有中のインデックスファンド(eMAXIS Slim米国株式(S&P500)とか)を売却⇒SPXL買付も考えてます。
これから買うSPXL&米国株は10年以上の長期投資予定だけど、SPXLが-10~15%(S&P500が-3~5%)ほどで100~300株ずつ買って、最低でも1,000株(できれば2,000株)は買いたいからまだまだ下がっても全然OK!
落ちるナイフを拾うことになるのか?まさかの底値買いとなるのか?SPXLを買い増していく度にこのブログ(ページ)も更新するのでお楽しみに!
あっ、もし2020年3月末現在(S&P500⇒約2,300pt/SPXL⇒17ドル)が底値だったらこれ以上は買い増しません(´▽`*)
〇2020/3/20(金)買付履歴
19.11ドルで100株SPXL初買付(^_^)
〇2020/3/23(月)買付履歴
この日はアメリカ上院議員で2兆ドル~の景気刺激策否決でS&P500先物-5%サーキットブレーカー発動⇒アメリカFRBが無制限量的緩和発表で一時プラス⇒それでも景気後退は確実だとされ、乱高下したけど終わってみればS&P500は-2.93%。
SPXLは17.55ドルと最高値76.33ドルから約-77%(;∀;)
SPXLをSBI証券、楽天証券で何段階も指値入れてたけど、子どもを寝かしつけたあと何度も訂正して結局3つ(300株)約定。これで保有株数は400株。
下がれば淡々と買い増してくだけの簡単なお仕事(-_-)
SPXL買い増し履歴 | |||||
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約定日 | 購入株数 | 約定金額(米ドル) | |||
2020/3/20(金) | 100株 | 19.11USD | |||
2020/3/23(月) | 100株 | 18.30 USD | |||
100株 | 17.81 USD | ||||
100株 | 18.01 USD | ||||
保有数&平均約定単価 | 400株 | 18.30 USD |
あれ?2番底は?・・・
10年に1度?100年に1度?の大バーゲンセール中だと思いSPXLを淡々と買い増していこうと思ってたけど、株価指数(NYダウ、S&P500、NASDAQ)は2020年3月23日に直近最安値(2月中旬の史上最高値から約-40%)を付けてからたった1ヶ月で約30%爆上げし・・・、ネット(twitterなど)でも「2番底くるぞー!」という声も虚しく・・・、このまま何事もなかったように再び史上最高値を目指すんじゃ?という展開になってます(2020年5月6日現在)。
もちろんまだコロナウィルスが収束したわけじゃないし、ワクチン開発もどうなるか分からんし、これから実体経済はますます悪化していくのは確実だけど、アメリカを中心にジャブジャブお金を刷りまくってコロナショックに対する経済対策(金融緩和)してるから個人的には2番底、つまり2020年3月23日に付けた直近最安値を下回ることはないと思う。
SPXLも2020年3月23日に約16.5ドルと直近最安値を付けてからあれよあれよと30ドルを突破し、僕は最安値付近(平均単価18.3USD)で400株買ってたから1ヶ月チョットで+90%になり含み益も約6,500ドル(約70万円)になってます(2020年5月6日現在)。
こんな急激に株価が上がると思ってなかったし、まだまだ下がると思ってたから下がるたびに買い増して最低1,000株は保有したかったけど、結局400株しか買えなかった(*´Д`*)
すでに投資信託(主にS&P500連動インデックスファンド)+米国株で4,000万ほど保有してるし、毎月9万の投信積立も継続してるから、このまま株価(NYダウ、S&P500、NASDAQ)が上がってけばSPXLの買い増しはしません。
ただ2番底を試すような下落が来ればSPXLを買い増すつもりで、具体的には23ドル⇒20ドル⇒19ドル⇒17ドル⇒15ドル⇒13ドルと、100株単位で指値注文を計600株入れてるから、SPXLが13ドルになれば1,000株保有になるけど、どーなるかな(-_-)
下がったら下がったでSPXL(米国株)を買い増せるし、このまま上がり続ければ保有中の投資信託、米国株の含み益が増えるから正直どっちでもいー(´▽`*)
どーせ10年以上ガチホだし(`・ω・´)