コロナショックで株価大暴落( ̄▽ ̄;)今後の投資方針は?
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中国発の新型肺炎コロナウイルスが欧米でも感染者増⇒アメリカでも死者が出るなどパンデミック(世界的大流行)の兆しを見せてることから、2020年2月24~28日までの日経平均株価は週間で2,000円以上、NYダウは3,583ドル以上の下落と(下落率12%)、週間ベースではリーマンショックを上回る過去最大の下落となりました(´△`)
僕のリスク資産は「インデックスファンド(主にS&P500)、米国株、日本株、ゴールド、暗号資産(BTC/XRPなど)」で6,000万ほどあったけど、2020年2月末の1週間で1,000万近くリスク資産が減少し5,000万ほどに(;∀;)
いやー甘く見てたわ。
まさかコロナウイルスがここまで世界的大流行になるとは思わなかったし、アメリカは大きく下げないと思ってたから、この相場で退場した人も多かったのでは?
2020年2月末~3月3日までのNYダウの乱高下。
〇2020年2月末の1週間(コロナ感染拡大懸念)⇒-12%
〇2020年3/2(各国の協調金融緩和期待)⇒1日の上げ幅としては過去最大となる+5.09%(+1,293ドル)
〇2020年3/3(米FRBが0.5%の緊急利下げ)⇒-2.94%(-785ドル)
米FRB(アメリカ中央銀行)の利下げは基本的に株式市場にとってポジティブ要因だけど、利下げは織り込み済み+逆に市場の不安を煽ったとしてNYダウは続落しました。
特に0.5%の利下げは2008年リーマンショック後以来となり、2008年当時は「5%⇒4.5%」、今回は「1%⇒0.5%」と、これ以上の利下げ余地が少ないことを考えてもリセッション入り(景気後退局面)は避けられない状況かもしれません。
リセッション入りの可能性が非常に高くなったため、まだ下落相場が始まったばかりの可能性もあり、正直どこまで下がるか?底値はどこなのか?なんて分からないけど、今後の僕の投資方針をまとめました!
目次
高値から30%ほど下げても米国株はガチホ!
アメリカ株式市場(NYダウ/ナスダック/S&P500)は2020年に入っても史上最高値を更新し続けていたことを考えれば、今回の大暴落は単なるコロナウイルスを理由付けにした高値調整か?それともコロナウイルス発のリセッション入りか?判断難しいけど、いずれにしても上がり続けることもないし、下がり続けることもないし、どこで反発するかなんて誰にも分からないから、保有中のインデックスファンド(主にS&P500)+米国株⇒合計約3,000万は震えながらガチホだ(;・∀・)
コロナウイルスによって中国の製造業が壊滅的影響を受け(2020年2月末に発表された中国の製造業の景況感PMI指数が過去最低)、今後コロナウイルスが収束していったとしても数か月後⇒企業の業績悪化⇒株価下落する流れになると思うけど、コロナウイルスは必ず収束し、株価(米国株式市場)も必ず戻ってくると思うから、仮にここ(2020年2月末)から20%、つまり高値から30%ほど下がってもガチホ方針は変わりません。
もちろん下落相場は始まったばかりかもしれないし、コロナウイルスがいつ収束するのか(ワクチンがいつ開発されるのか)?いつ株価が戻ってくるか?なんて分からないけど、僕は10年、20年以上の長期投資を基本にしてるから、気長に株価が戻ってくるのを待とうと思ってます。
ちなみに今回(2020年2月末)の大暴落はコロナウイルスではなく、2020年秋のアメリカ大統領選における民主党候補指名争いで「国民皆保険、高所得者の増税⇒社会的主義?のため株式市場にとってネガティブ」なサンダースがアメリカ大統領になった時のリスクを織り込んだのでは?と言われてます(2020年3月現在はトランプ再選が濃厚と言われてるけど⇒トランプ落選なら株価大暴落?)。
投信積立は安く買えてラッキー?
僕みたいに数年前から投信積立してる人はまだ含み益だと思うし、最近積立投資を始めた人は含み損スタートで不安かもしれないけど、過去の世界経済を振り返れば大暴落したときに淡々と投信積立してれば10年後、20年後に報われる可能性はかなり高いです。
もちろん世界経済の成長率が今まで通り続くかなんて分からないけど、10年後に振り返れば「あの時は安く買えたなー」ってなってる可能性高いから、僕はこれからも株価関係なく毎月9万(主にS&P500のインデックス投資6万+ロボアドバイザー3万)の投信積立を10年以上~続けるぞ!
ガチホ(buy&hold)できる理由
〇企業価値が下がったわけではない&世界経済が成長するほうにBET!
今回の大暴落の犯人はコロナウイルスでしょ?
google、apple、Amazon、Microsoftの企業価値下がった?
確かに一時的にコロナウイルスの影響で米国企業も業績悪化⇒株価下落すると思うけど、コロナウイルスが収束すれば米国株はいずれは戻ってくるでしょ?と楽観してるから、だったら売買して含み益の税金払ったり、もしかしたら売却した時が底値だったりとかのリスク冒すよりはガチホしといたほうがいいかなと。
10年後、20年後、株価指数(NYダウ/S&P500)が今より上がってる保障なんてないけど、僕は20年後も世界経済、特にアメリカ市場が大きく成長してるほうにBETするぞ!
〇無リスク資産が3,000万ほどあるから
2020年3月現在、リスク資産(株、投資信託、ゴールド、暗号資産)⇒約5,000万、無リスク資産(預貯金)⇒約3,000万ほどあるから、当面はリスク資産を売らなくても生活には困らないし、仮にリスク資産がゼロになっても数年は生活できるから、「株、投資信託、ゴールド、ビットコイン」を売る必要は全くない!
もし今回の暴落で無リスク資産(預貯金)が全然なければ心の余裕がなくなって狼狽売りしてた可能性もあるから、やっぱリスク管理は大切だなと。
○長期的には円安になると思うから
2020年2月末から1週間ほどで112円⇒106円後半と急激に円高が進んだせいで保有中の米国株の円評価額も大きく下がってるけど、長期的(10年以上~)に見れば日本売り⇒円安(10年後の2030年は1ドル150円?)になると思ってるから、だったらガチホしとけば仮に米国株が上がらなくても(長期的には上がると思うけど)、円安によって米国株の円評価額が上がるので、米国株高&円安で爆益になるまで気長に待とうと思います( ̄▽ ̄)
金(ゴールド)、ビットコインも大きく下げたのはなぜ?
2020年2月下旬にNY金先物で一時1,700ドル/1トロイオンス近くまで値上がりした金価格けど、1週間後の2020年3月2日現在、約1.580ドル/1トロイオンスと数日で8%ほど急落しました。
一般的に株価が大きく下がれば(リセッション入り)、安全資産と言われてるゴールド(金)価格は上がること多いけど、今回のように短期間に株価が大きく下落した場合、株の損失補填や(信用取引などでレバレッジしてたものの追証)、確定申告によって現金が必要になった場合などはゴールドを売却せざるを得なくなり、株価とゴールドが同時安になることも珍しくありません(ゴールド=安全資産論も怪しくなってきたけど)。
ただ株式市場がある程度落ち着いて、確定申告(アメリカは4/15まで)が終われば再びゴールドに資金が流れてくることが予想されるので、僕はゴールドバー1kg保有中だけど、当然売るつもりはありません。
またデジタルゴールドと言われてるビットコイン(BTC)も同期間大きく下げたけど、正直ビットコインはクジラ(大口)次第でどっちにも転がるし、まだまだ安全資産とは程遠いので、株式市場関係なく短期的にどっちに動くかなんて分かりませんねー(5年後の2025年には300万ほどになってると思うけど・・・)。
日本株は買えない!
日本はついてない。。
新型肺炎コロナウイルスによって2020年7月末から開催予定の東京オリンピック2020が中止、または延期される可能性が高くなりました。。
オリンピックのインバウンド効果によって経済が少しは潤う予定だっのに、オリンピックが中止、または1年延期、さらに円高になったら日本経済は壊滅的ダメージを受けることは避けられません。
そうじゃなくても日本経済は脆弱なんだから日本の株式市場から資金が流れるのは必須。
僕は基本的に長期投資で、インデックス投資も日本株が入ってないS&P500が中心だから日本株が下がったところで影響は限定的だけど、日本の個別株を約250万円分保有してるので、状況次第で日本株は全売却して米国株(またはS&P500インデックスファンド)の買い増し資金にしようと思ってます。
じゃー日本の株式市場から逃げ出したマネーはどこへ向かうのか?どの市場から回復していくのか?
やはり資金はアメリカ市場へ流れて、アメリカの大型株(google/apple/Amazon/Microsoft)から回復していくのかな?
日経ダブルインバース上場投信(1357)を買ってしまったw
続落してる株価を食い止めるために2020年3月2日(月)11時ごろ、日銀の黒田総裁が「潤沢な資金供給と金融市場の安定確保に努める」と発表して日経平均株価も一時、「-1%⇒+2%超(3/2の終値は+0.95%)」と急反発したけど(日銀は1回の買い入れとしては過去最大となる日経ETFを1,002億買った模様)、すでに日経平均株価なんて国が支えてるようなもんだし、このまま株価が反発するとも思えないから、本当は買いたくないけど、日経平均が下がれば株価が上がる日経ダブルインバース上場投信(1357)を100株(約10万円分)だけ買いました。
今回、日経ダブルインバース上場投信(1357)を買った理由は、日経平均株価がまだまだ下がりそうだから儲けようと思ってるわけではなく、あくまでもリスクヘッジ、つまりコロナウイルス収束までに時間かかったり、東京オリンピック2020の中止、延期によって株価が短期的に大きく下がった場合に影響を最小限に抑えるためです。
ただ100株(約10万円分)だから日経平均が上がっても下がってもほとんど影響ないし、株式市場が本当に上向くまで時間かかりそうだから、一時的に日経平均株価が反発すれば1000株(約100万円分)ほどまで日経ダブルインバース上場投信(1357)を買い増してくつもりだけど、日経ダブルインバースが爆益(日経平均が暴落)にならないことを祈る( ̄▽ ̄;)
日経ダブルインバース上場投信(1357)約定履歴 | |||||
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約定日 | 2020年3月2日(月) | ||||
約定単価 | 1,049円 | ||||
約定数 | 100株 | ||||
手数料・諸経費 | 105円 | ||||
課税額 | 10円 | ||||
受渡金額 | 105,015円 |
株価が不安定な時はロボアドバイザーが使える
ロボアドバイザーはリスク許容度(プラン)をいつでも変えることができるので、今回のような株価暴落時にはすごく使えます!
僕はWealth Navi(ウェルスナビ)、THEO(テオ)、楽ラップ(楽天証券)3つのロボアドバイザー使ってて、全てリスク許容度が最も高いプランで運用中だったけど、当面は不安定な相場が続くとみて全てリスクが低いプラン(債券中心プラン)に変更しました。
Wealth Navi(ウェルスナビ)のリスク許容度
THEO(テオ)の資産運用方針
プラン変更することで売却せずに済むし(含み益の税金を払わなくていい)、株価がまだ下がっても影響は限定的だし、コロナウイルスが収束して株価が上がりだせばまたリスク許容度上げればいいから、株価暴落時はかなり使えると感じました。
プラン変更はウェルスナビは何度でも、THEOは年10回まで、楽ラップは年12回までとなってるけど、短期間で何度もリスク許容度(プラン)を変更するとパフォーマンスが下がる可能性もあるので、プラン変更は大局的に見て判断したほうがいいと思います。
ちなみにプラン変更すると大体1日くらいで反映されてポートフォリオが変更されます。
ロボアドバイザーは手数料が約1%と高いことから投資経験が長い人には嫌われてるけど、リスク許容度を臨機応変に対応できるので、投資経験が浅い人、忙しくて投資のことを考える時間が少ない人、運用資産が少ない人は選択肢に入ってもいいと思いますけどね。
投資方針が変わるのは当たり前!
『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。』byダーウィン
twitterとかブログで投資方針が変わるとメチャ叩く人いるけど、世界情勢も相場も一刻一刻変わってるんだから、それに対応して投資方針も変えるなんて当たり前。
そもそも投資なんて完全自己責任の世界なんだから買うのも売るのも自由。
僕は基本的に10年、20年以上、投信積立(主にS&P500)+米国株をガチホ(buy&hold)予定だけど、もしかしたら1年後は方針が変わってるかもしれない( ̄▽ ̄;)
もちろんコロコロ投資方針が変わったり、過度のリスクを負った挙句⇒狼狽売りしたら意味ないから、僕は10年以上の長期投資(S&P500+米国個別株をbuy&hold)を基本に、その時々の状況を見極めて臨機応変に投資方針を変えてくつもりです。
コロナウイルスが収束したところでまた新たな問題(戦争、テロ、金融危機、貿易戦争、地震)が出てくると思うけど、人類はいままでも数々の苦難を乗り越え、株価(アメリカ株式市場)だって長い目で見れば右肩上がりになってるんだから、長期投資家はコロナショックなんて気にする必要全くない(*´∇`*)
今回の株価暴落で投資をしてない人たちは「それみたことか!」と思ってる人もいるかもしれないけど、10年、20年先を見据えれば普通にアメリカ株式市場(NYダウ/ナスダック/S&P500)なんて今から数倍に爆上げしてんじゃ?もちろん答え合わせは10年、20年後( ̄▽ ̄)
これからも今回のような大暴落は何度も経験すると思うけど、リスクを取って投資した結果、20年後、僕の資産がどうなってるか楽しみだな( ̄▽ ̄)